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執筆者の写真YY

【特価生体】23KX303 オス単⑨

・体長:74.8mm

・頭幅:27.5mm

・顎幅:6.3mm

・顎厚:未計測

・羽化時期:2023年5月下旬~6月



カッコいい。もちろん、当店の商品生体ですから、カッコいいとは言います。でもカッコいいとしか言いようがない。



ホペイについての小難しいことって、基本的にはシルエットについて言われていることが多いです。そういうことを、まず言葉上で網羅できる個体です。小尻です。キュッと締まったコンパクトな腹がくっついています。締まったいかり肩の前胸も、ホペイについて小難しい話をするのが大好きなマニアウケの良い形です。頭部の比率も高め。そして顎。基部が水平に張り出し、顎先が入ったホペイブリード隆盛の頃に好まれた形をしています。



もちろん、シルエット以外の細かな造りも高等。顎幅数値がまだ現在の領域に至らなかった頃・・・だからこそブリーダーが拘ったエッジがマシンカットした金属のように超明瞭。内歯の外歯への倒れ方も抜群。原点がしにくい、文句をつけるのが難しい個体です。仕上がりも抜群。美しさと迫力と優良ホペイ採点項目をビタ抑えした個体です。



王道の一つとされる台形顎に、古くから良しとされていた切れ味鋭いエッジを内歯先までスッキリクッキリ残した個体。腹もコンパクトで胸もギュッと詰まってバランスも最高。撮影していて唸りました。


古くから良しとされてきた形(には色々あるのですが…i.e.これだけが正解ではないのですが)が、なぜ良いのかというのを私は完璧に言語化できていない上で、良いと言われたものはやはり良い、です。それは血統にしても形状にしても。


どうしても最近はスペックが高い方が、市場では高額になる傾向がありますが、これは特価にすることにとても抵抗がありました。これが、良き良きと言われていたホペイの一つの形なんだよなぁ、と。 なんといっても、顎閉じ垂直撮りでこれは自画自賛して良い完成度かと思います。美コンがあったら出しますね。

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