top of page
執筆者の写真YY

【本店ストック成虫No.36】MTRS-0

MTRS-0

2023年5月羽化

幼虫最終計測体重31g

体長72.5mm、頭幅27.4㎜、顎幅7.64mm

MTRS-0の怪物がこちら。無事硬化しました。もちろんバッチリ完品です。いやぁ~~~我ながらとんでもない怪物を召喚・・・・何回かしていますね・・・してしまったようです。作出、と言ってきましたが、命を飼育しているわけですから”作出”という表現は不適切のようです。血統屋として発現傾向を練り上げているので、感覚的には作出という気持ちを敬意を含めて持っていますが・・・・それでも先人たちの表現を借りると「なんか誤りたくなる個体」ってのがいるようで、それがこんな感じなんですね。何かスミマセン、と虫に言いたくなる。そのくらいスゴイ。

そういうことで、”飼育”という感覚もピタリとこない。確かに事実としては飼育したのですが、でもこんなお化けが出てくると思って飼育をしていないから予想&想定外ではあるわけです。呼び出してしまった・・・呼び覚ましてしまった・・・・みたいな言語が、若干稚拙な表現の香りがしますがしかし・・・・しっくりくるのです。事実、怪物を呼び出してしまったわけですし。。

顎基部がどのように頭部に内蔵されているのか興味がわきます。本当に一切の隙間なく頭部に入れるだけ入っているような感じですね。

顎が開けるという当たり前に、なぜだか奇跡を感じてしまう。

質感はMTRSのウォッシュがかかったような、ぼかしを入れたような雰囲気です。

√型をしていますが、yyii68との直接的な血縁関係はありません。

まぁでも、yyiiとKXとMTRS-0でこの√が出ているので、GXに秘められた何かを呼び覚ますと√が発現するのでしょう。胸部に胸が乗ったような・・・・を目指し続けた飼育者の想いなのかもしれませんね。

なんといっても、この個体の価値はガチガチ計測7後半ものが・・・・ちゃんと曲がって台形になれるぜ!!ってことなんじゃないかな~と思っています。7がストレートで太いだけの時代に、確実に終止符を打った感じです。8もそろそろ新しいステージに入ってきているので、9にもいつかこういうレベルに・・・いや、実は既に…

閲覧数:101回
bottom of page