順昌W38-NL系
2023年5月羽化
幼虫最終計測体重28g
体長78.2mm、頭幅28.4㎜、顎幅7.14mm
急に空が陰ってきて、なんだか絵みたいな写りになってしまいました。逆にこのほうが”らしい”かもしれません。懐かしの写真の雰囲気って、周りがもう少し暗くて、なんとなくこんな雰囲気でしたよね。
きちんと写ったものが以下。うーん、カッコいい!!めちゃくちゃ・・・カッコいい!
まぁそりゃそうですよね、何年順昌をやってきたんだというところですし、GX50が立ち上がる前は順昌&TP:Eブリーダーだったわけですから。。
一つ前に紹介の個体と、とても雰囲気が似ています。こちらの方が、良い意味で優等生ですね。綺麗でバランスが取れたシルエットをしているし、顎も大体人気のゾーンに収まっている気がします。
素晴らしい造形美・・・。累代の弊害にビビっていたらこういう領域には入れないな~と思うことがあります。F7付近まで高める必要はないと思っていますが、F2で形が整い始めて、F3で相当カッコよくなり、F4・F5付近でスペック×フォルムの値が最も高まりやすいような、そんな印象を累代飼育には持っています。順昌は表記がCBF1ですが、元が同じ血で、系統を分離したから表記がCBF1にはなりますが血としては濃いので、累代指数が高いもの特有の謎の映え感を持っていますね・・・。
どっちもいいんですよ。CBF1の荒削りなものも悪くない。きちんとカッコいい造りとバランスを抑えているなら、荒々しさやポテンシャルを感じるのがCBF1の楽しいところですね。多少手に取って物足りなくても、写真にするとなんとなくカッコいいのが累代指数が高まってきた個体の一つの特徴なのかなと思います。後者の類のカッコよさを持っていますね。当家の順昌は。
工具みたい。栓抜きなどに喩えられたのも分かるな~~~。スペックは堂々の顎7オーバー、今年度は顎7を×2頭くらい出せた感じでしょうか。
この記事を書いている6月24日13:55、丁度順昌の最後の上位個体が羽化をしていまして、今綺麗に羽が伸びたところです。その個体のスペックが高いと、3頭目の顎7順昌が出てくるのかもしれません。
究極個性の順昌・・・・今やマイノリティー血統になりつつありますが、極美個体でも、バッチリスペックとれますよ。記載の通りウェイトの乗りも抜群で、育てていて楽しいです。今から系統、増やしちゃおうかな・・・。