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執筆者の写真YY

【本店ストック成虫No.27】順昌W38

順昌W38-NL系

2023年5月羽化

幼虫最終計測体重33g

体長77.2mm、頭幅28.5㎜、顎幅6.88mm

まだホペイ飼育文化が産地コレクションの楽しみ方を色濃く残していた頃・・・「順昌産ホペイは、ホペイファンが血眼になって探しても中々手に入らないそうです」と紹介された順昌。もちろんプレゼント応募をして外した当時の私でした。そんな頃に日々アップされる順昌レパートリー・・・特に77系や75系、72系をご覧になっていた方はこのフォルムにうるっと来るんじゃないかな~。


扁平な頭部、入りきらない顎先の独特のカーブ・・・広大な面積・・・順昌のクセの強さを過不足無く発現している1頭です。当家としては少しだけ物足りなさも感じるものの、その分派手さやキレがあるようにも感じられます。

スペックについては当時流通していた順昌の比ではありませんが、スペックが桁違いになってもきちんと面影を残せたことが個人的には快挙です。ただ、言葉通り個人的にはという店主の主観では・・・・というところが多分にあるので、こういった独特個性の良さをもっともっと伝播させていきたいな、とは思います。

なんて言いつつ、実はかなりのお問い合わせを頂いている順昌・・・ホペイビギナーの方からのお問い合わせは少ないです。まだホペイを始めていないか、ワンサイクル回し焚くことがあるくらいのスタートしたばかりの方か、やり込みまくっている方・・・のいずれかからお問い合わせを頂くことが多いです。やはりそこは超個性というところなのでしょうか。

私としては、優良個体の紹介とホペイのカッコよさを広めること・・・ホペイ飼育の楽しさを広めること・・・・形状追及の世界で開拓した知識や技術を共有すること・・・そして、ホペイの形状の多様性を紹介していくことを、自身の使命と課しているところがあるので・・・なんとなくイイね、と言われるゾーンから外れ、SpecialなZoneに踏み込んだSZホペイはしっかりと見方や良さを紹介していきたいなと思います。

それにしてもほんと、独特でしょ?独特、独自性、オリジナリティ・・・王道や主流、本流から時に外れることもある領域ですが、そういった領域に寄り道したっていいし、寄り道をメインにしたっていい。だって趣味なんだから。これぞ高純度の道楽なのかな、なんて思っています。


あぁ個性爆発している個体の撮影は、楽しい!!

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