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執筆者の写真YY

【24本店ストック成虫No.30】GX50-X9③

今年度は詳細については虫で語ろうというのがテーマです。血統・系統・虫は正直です。個体紹介についても、多くは虫に語ってもらおうというのが2024年のホペイフリークのスタンです。尚、本年度の系統一覧については以下によりご確認ください。


ホペイフリークのYoutube

2024年度系統紹介


今回ご紹介するのは以下の個体です。

【生体情報】

◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ

◆学名:Dorcus hopei hopei

◆産地:福建省北峰

◆累代:F4(同血統同腹兄弟姉妹同士交配の純インライン)   

◆血統名:GX50-X

◆グループ:GX50-X9

◆系統番手名:GX50-X9③

【血統内訳】

およそ以下のような血統を内訳としています。

※当店の単位の基準で記載をしています。目的は「きちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位」です。→交配において重複する血統や系統があります

※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません

・TP:E

・HO8

・張飛

・皇帝



GX50-9③

体長:動画参照

頭幅:動画参照

顎幅:動画参照

顎厚:動画参照


2018年初代CBF1の衝撃、ホペイ界の大震撼を覚えていらっしゃる方にとっては、GX50-Xといえばこの9番でしょう。表に出ることなくいつか来る出番の為に力を蓄え続けた裏のAgと対極に、表で現役であり原液でありつづけたXはX9です。


同腹兄弟姉妹同士の交配で累代指数を純増させており、当家におけるホペイの中で累代指数が最大の系統です。


ちょっと、オアシスの粉が付いておりクリーンアップができていませんが、なんとか夏季ボーナスセール前にお披露目が間に合ったというところです。


Xの神話は全てX9が記してきたと言っても過言ではありません。この種離れした圧倒的な膨張感・巨大さ・分厚さは、GX50のエッセンスであり、もっとも始祖であるGX50の血に近しいXに相応しいプロポーションです。



こういう個体は、「嫌われて・欲しがられる」な・・・と思っています。横に並べるとズルいんです。全てがデカくて分厚くて重たくて、暴力的な圧力に色々が霞むんです。だから、頑張ってこういう個体を否定したくなる邪な感情が湧く。でも本当は欲しいんです。こういう迫力を手に乗せたい。だから、こういう個体が誕生したら歓喜するし、こういう個体は永遠に人気なんです。一度でもこういう超バルクアップ個体を手にしてしまうと、もうこういう個体ばかりを追い掛けてしまう・・・・。結局、心からXが消えない。そういう楔を打ち込んでくる魔性の個体なんでしょうね。


★計測動画★

計測数値よりも、個体の圧倒的体積に目が行ってしまう・・・

そういう個体です。


今年度のXは、戻し交配という特殊交配をした23-Xと異なり、原液度が高いXであると感じています。X9にしても、X(U2)にしても、初代Xの発現傾向と非常に近しいアウトプットをたたき出し、4世代目なりに6年前と比較し強烈にスペックアップをしています。


手にしてすぐに異次元に飛べるU2か、異次元をそもそも作ってきたX9か・・・・どちらを手にしても次世代が最強であることは揺るがないでしょう。










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