・系統:KX303
・体長:74.9mm
・頭幅:28.1mm
・顎幅:6.6mm
・顎厚:未計測
・羽化時期:2023年5月下旬~6月
カッコいいです。古き良き時代と言われる頃に多くのブリーダーが求めていた顎のシルエットをしています。セミロングで、しっかりと顎先が内を向いた重なり抜群個体です。もちろん、バランスや仕上がりはご覧の通りです。
ですが、これを見て、それ以前に「あれっ?」と思った方は流石です。この個体、現在の当家のGX50-XやGX50-yyii、A7.8等に繋がる大元のGX50初代CBF1(2015年羽化)にそっくりなんです。
本当に、同一個体と言っても通用するレベルでそっくり。3年に渡って超優良系統を輩出しまくり、最後の最後まで外さなかった初代GX50の面影がここにあります。手に取って、「そうそう、これがGXの血なんだよ!」と勝手に納得をしてしまいました。
懐かしい気分になりましたが、冷静に個体を見ると初代よりもカッコいいです。胸部がぐっと締まり、腹部の膨張感も改善されています。内歯と外歯のシンクロの加減も、絶妙に美しくなりました。
当たりオスを引いたことがある方は分かると思いますが、「当たりオス」というのは一言で表現するなら「優良系統量産機」です。優良個体が沢山出てくることの先に行ける感じで、次世代のレベルが総合的に上がります。もちろん、超入魂のメスをつけましたが、それだけではもったいない!お持ちの系統とアウトをして、GX系の超起爆能力も是非体幹頂きたいという期待感あふれる個体です。